頭痛外来のご案内|海老名市の整形外科、脳神経外科、内科 やまなかクリニック
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つらい頭痛、我慢していませんか?
頭痛には多くの種類があり、専門家でもすべて覚えるのは大変です。
しかし、私たちが日常的に遭遇する頭痛のほとんどは、以下の代表的なタイプに分類されます。
当院では、海老名・座間・綾瀬・厚木エリアから多くの患者さまが来院されており、
正確な診断と適切な治療で改善できるケースが非常に多くあります。
主な頭痛の種類と特徴
片頭痛(偏頭痛)
- 脈打つようなズキズキした強い痛み
- 数時間〜3日続く発作型
- 女性に多く、生理周期と関連することがある
- 吐き気・嘔吐を伴うことがある
- 動くと悪化する
- 光・音・においに敏感
- 視野の異常(オーラ)や生あくびなどの前兆が出ることも
- 家族に頭痛持ちが多い
緊張型頭痛
- 頭全体を締め付けるような重い痛み
- 慢性的に続く持続型
- 肩・首・背中のこりを伴いやすい
- ストレスや長時間のPC作業・姿勢不良で悪化
- マッサージや入浴で改善することが多い
後頭神経痛
- 電撃のようなズキッとした鋭い痛み
- 後頭部〜頭頂部にかけて片側に出る
- 頭皮に触れると不快に感じることがある
- 首のこりや姿勢の悪さが原因になることも
群発頭痛
- “目の奥をえぐるような”激しい痛み
- 片側だけに生じる
- 1〜2か月間、同じ時間帯に連日のように発作が続く
- 深夜~明け方に起こりやすい
- 涙・鼻水・目の充血を伴う
- 痛みでじっとしていられず動き回ってしまう
- 男性に多い
子どもの頭痛
子どもの頭痛も多く、主に以下の種類が見られます。
- 片頭痛
- 緊張型頭痛
子どもの片頭痛は、大人とは異なる特徴があります。
- 発作時間が短い
- お腹の症状(腹痛や吐き気)を伴うことがある
- 平日・登校前・運動後・昼前に起こりやすい
学校生活に影響が出る前に受診することが大切です。
薬物乱用頭痛(Medication Overuse Headache)
鎮痛薬を飲み続けているうちに、脳が痛みに敏感になり頭痛の頻度が増える状態です。
- 薬を飲む → 痛み → また薬を飲む
という悪循環に陥ります。
治療は
- 鎮痛薬の使用回数を減らす
- 頭痛予防薬を導入する
ことで改善していきます。
危険な頭痛(受診が必要なサイン)
以下の頭痛は早急な対応が必要です。
- 突然の激しい頭痛:くも膜下出血
- 頭を強くぶつけた後の頭痛:脳挫傷・急性血腫
- 高齢者が頭を打って数週間後に出現した頭痛:慢性硬膜下血腫
- 高熱+激しい頭痛:髄膜炎
- 下を向くと目の奥が痛む:副鼻腔炎
- うつ病に伴う頭痛:一般的な頭痛薬では改善しづらい
必要に応じて専門施設へご紹介いたします。
当院での診察の流れ
1. 問診(頭痛の種類を特定)
頭痛の性質・周期・生活との関係を丁寧に伺います。
2. 身体診察・神経学的診察
神経の異常や危険な頭痛の兆候がないかを確認します。
3. 画像検査
- CT:院内で撮影可能
- MRI:必要に応じて連携施設へ紹介
早期に重大な疾患を除外するために重要です。
診察について(頭痛外来)
当院では、脳神経外科の専門的な頭痛外来を開設しています。
海老名・座間・綾瀬・厚木エリアからアクセス良好
海老名市はもちろん、座間市・綾瀬市・厚木市・大和市からの来院も多く、
頭痛に関して「どこへ相談したらいいかわからない」方に利用いただいています。
正しい診断と治療で、日常生活が大きく改善することがあります。
つらい頭痛でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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