神奈川県海老名市のやまなかクリニックのホームページです。地域のかかりつけ医として皆さまに頼りにしていただける医療を実践してまいります。

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物忘れ相談のご案内

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最近物忘れが気になっていませんか?
そんな時はまず本当に病的な物忘れがあるのかどうか調べてみましょう。

加齢に伴い日常の中でのちょっとした物忘れや勘違いが増えて気になっている方は意外に多いのではないでしょうか。そんな時は病的な物忘れかどうかを判断して、必要ならできるだけ早く治療を始めたいところです。当院ではまずご家族に経過や症状を伺った上で患者さまに簡単な質問形式の知能検査と脳の断層撮影(CTやMRI)などを行い判断しますが、さらに専門的な検査(時間もかかり特別な検査機器も必要となります)が必要と判断された場合は近隣の大学病院などへご紹介いたしております。

☆物忘れを呈する病気のいろいろ

アルツハイマー型認知症

ゆっくり進行する、意味のない不適切な行動、自分が病気だという認識が乏しい、言い訳が多い、失敗を他人のせいにする、怒りっぽい、趣味などへの関心が無くなる、外出が億劫になるなどの変化がある。病気の進行を遅らせる薬が用意されている。

脳血管性認知症

脳梗塞がもとで起きることが多いようです。典型的なものは・・

  1. 突然発症する。
  2. 症状に波があり、悪化する時は階段状に進行する。

といった特徴もありますが、実際には他の認知症との鑑別は難しいことが多いと思われます。

ピック病

前頭側頭型認知症といわれるものの一つで、行動の抑制がかからず反社会的な行為(万引きなど)をしても罪の意識がなかったりする。

レビー小体型認知症

幻覚などの精神症状で始まることがあるが、それが自分にしか起きていないことがある程度分かっている。パーキンソン病のような症状、睡眠時の行動異常、症状の変動があったりする。

うつ病

記憶力の低下、物事に対する意欲の低下、勘違いが多いといった症状が見られることがある。認知症との区別は難しいのですが、抑うつ状態の場合は食欲がなくなることが多いのでそこで見分けるとも言われます。

水頭症

頭の中の水(脳脊髄液)が過剰に溜まってしまうことで認知障害・歩行障害・尿失禁などが起きます。手術で治療できることが多い。

慢性硬膜下血腫

高齢者が頭をぶつけた後徐々に血腫が溜まってくる。頭痛や手足の麻痺で気がつくことが多いが、性格変化や認知症様症状が出てくることもある。これもほとんどの場合手術で治療する。

※手術が必要な病気が見つかった場合も近隣の専門施設へご紹介いたします。